みなさんこんにちは、整体師の川辺です。
突然ですが、みなさんは肩こりを感じることは多いですか?
デスクワークが増えたり、スマホの普及により今や国民病とも言われている身体におこる不調の一つですが、なんと国民の3人に2人が肩こりを感じていると言われています。
今日はそんな肩こりについて私が最も関係の深いと考える「栄養」に関して解説していきます。
この記事を読むことで、肩こりを語る上では外せない要素と言える栄養がなぜ大切なのかを理解することができるので、ぜひ最後まで読んでいってください。
肩こりが起こる原因
まずは肩こりの原因についてですが、よく挙げられるものとして、姿勢や運動不足、精神的なストレスなどがあります。
これらは最近、様々なメディアで取り上げられているためご存知の方も多いと思います。実はこの全てが、「血流」と深く関係しています。
肩こりの原因は「血流」という論文もたくさんあり、その血流について考える上で大切になるのが今回のテーマでもある、栄養です。
肩こりと栄養は切っても切り離せない関係にあります。整体に行ったり、運動をしていたりしても栄養の偏りやジャンクフードを食べてばかりいればなかなか肩こりは改善しません。
肩こりのメカニズム
まずは簡単に肩こりが起こるメカニズムについてです。これを知ることにより、この後の栄養につながる部分を理解しやすくなります。
筋肉は通常、伸びたり縮んだりを繰り返すことで私たちの身体は動く事ができますが、血流が悪くなり、そこに不良姿勢や、運動不足、ストレスがかかると筋肉は正常な伸び縮みができなくなり、固まってしまいます。
筋肉の中や周りにはたくさんの血管が通っていて、筋肉が固まると血管が圧迫され、血液が滞ることで、老廃物が蓄積し痛みや緊張感が強くでます。 この時に起こる痛みや、違和感、重さなどが肩こりです。
血流が悪くなる原因
血流が悪くなってしまう原因は様々で、最近いろんな研究で言われているものが、『腸の汚れ』です。
血流が悪くなるのは血液がドロドロ状態になるからであり、ドロドロになるのは、食べたものが吸収される部分である腸が汚れているからなんです。
この部分をもう少し掘り下げますが、私たちの体は腸から血液へと食べた物を取り込んでいて、取り込んだものは血液に入り全身の細胞へ送られます。そこでは全身の細胞に酸素や栄養を供給しています。そうすることで正常な代謝が行われたり、筋肉であれば活動を起こします。 腸が汚れている場合、血液にはその汚れが取り込まれます。例えるなら腸は空気清浄機のフィルターのような役割をしているため、フィルターが汚れていると空気は綺麗になりませんよね。
ここまで、血液が汚れる仕組みを解説してきました。このような仕組みで栄養と肩こりは関係しています。
腸の消化活動を休める
腸が汚れてしまうと、肩こりだけでなく、冷えやむくみ、ストレスや頭痛、不眠、太るといった体の不調を引き起こします。これは、全身の臓器に栄養を与えているのが全身を巡っている血液だからです。 最近では、「腸活」「腸は第二の脳」などとテレビや雑誌で聞くことが多くなっているため少しずつ腸の大切さが知られてきています。様々な腸活法がありますが、私がおすすめする方法は、腸の消化活動を休める事です。最近よく聞く、16時間断食はおすすめです。
朝食を抜いて、16時間固形物を摂取しない事で、消化を休めます。その間、腸は消化をする必要がないため、その分腸をキレイにしてくれて、代謝を上げてくれます。そうする事で、キレイな腸からキレイな血液となり、筋肉にも適切に栄養を送る事ができます。
肩こりが気になる方や疲れやすい方、痩せにくい方はぜひ検討してみてください。
いかがでしたか?
今回の記事では肩こりと栄養の関係について、解説をさせて頂きました!腸との関係と腸を、キレイにする方法もご説明させて頂きました! 最近の研究で栄養についてはよく言及されてきているので、なかなか肩こりがら治らない方は食生活を見直す必要があるかもしれませんね!