泉です。皆さんはお豆腐料理って普段食卓に並びますか?比較的コスパも良く人の体にとっても大事な栄養素の大豆タンパクを豊富に含まれているお豆腐。今回はお豆腐やその原料となる大豆を使った大豆製品にポイントを当て栄養素や種類別のおススメ料理などご紹介していきたいと思います。是非最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
豆腐の基本的な作り方は豆乳ににがりと呼ばれる凝固剤を混ぜて作ると言うのが種類に関係無く共通していて、工程に違いが有ります。
木綿豆腐
豆乳とにがりを混ぜて出来上がった豆腐を1度崩して圧力を加えながら水分を抜き再度固めた物が木綿豆腐になります。中の水分を抜く事で硬く出来上がるので、扱いやすく煮崩れしにくくなり更に味が染み込みやすいので煮込み料理やおでん、鍋などに入れるのがおススメです。
また簡単アレンジは水切りした木綿豆腐を一口大に切り千切りしたネギやみょうが、生姜をかけた上にマヨネーズとチーズを加えオーブントースターで焼き目が付くまでやいたら完成です。おつまみとしてももう一品欲しい時のお手軽レシピとしても楽しんで頂けると思います。
絹豆腐
木綿豆腐を作る豆乳よりも濃度の濃い豆乳を使い固めた物が絹豆腐となります。
舌触りが滑らかで喉越しが良い豆腐なので、そのまま冷奴として召し上がるのもおススメですが一手間加え水気を切りきゅうりやツナ缶、下茹でしたほうれん草と合わせ味噌で味付けした白和えと言うレシピもおススメです。
又絹豆腐で麻婆豆腐を作る場合には豆腐を1度下茹でする事によって絹豆腐が持つ余分な水分が抜けるので、煮崩れしにくくなり味も染み込みやすくなるので是非お試し下さい。
おぼろ豆腐
ふわっと軽い食感で有りながら豆乳のクリーミーさを味わえるおぼろ豆腐。おぼろ豆腐とは豆乳が温かいうちににがりを入れ固まる前にすくい上げて作った物。
おぼろ豆腐は加熱しすぎると崩れてしまうのでそのまま食べたり、スープにするなどシンプルな食べ方がおススメです。
焼き豆腐
すき焼きに良く使われる種類の焼き豆腐。煮崩れしにくいのですき焼き以外にも肉どうふなどの煮物類や豆腐ハンバーグもおススメです。また他の種類の豆腐と違いあらかじめ水切りされているので調理しやすく、そのまま熱を加えなくても食べてもらえます。
又焼き豆腐を自宅で作りたい時には木綿豆腐を水切りして良く熱したフライパンで焼き目が着くまで焼いてあげるだけで出来ます。
高野豆腐
高野豆腐は生の豆腐を凍らせて水分を抜き乾燥させたもので長期保存が出来る豆腐で別名凍り豆腐とも呼ばれています。
原料となる大豆は「畑の肉」と呼ばれる程タンパク質が豊富な食べ物。その大豆から出来た豆腐の水分を抜き乾燥させる事で栄養成分がぎゅっと濃縮された高野豆腐はなんと50%がタンパク質で出来ているとっても優秀な食材です。
また大豆イソフラボンや食物繊維も非常に多く含んでいてる事からホルモンバランスや腸内環境を整えてくれる働きもあります。そして何より高野豆腐は血糖値の上昇を抑える働きがある低GI値食材なので食事の食べ始めの際に先ず高野豆腐を食べる事でダイエット効果も期待できます。
おススメのレシピはぬるま湯で戻した高野豆腐を鶏ひき肉と一緒に煮るのも定番で良いですが、細かく刻んでひき肉代わりにも使って頂けるのでお肉の代わりにミートソースやキーマカレーなどを作るのにも使っていただけます。
湯葉
豆乳ににがりを入れると豆腐になりますが、にがりを入れない状態で煮詰めると表面に膜が出来ます。それが湯葉となります。
自宅でも豆乳があれば簡単に作れますが、その際には鍋の底が焦げない様に注意しながら作って下さい。
おから
豆腐を作る工程の中で豆乳を絞った後に残った物質がおからとなります。
おからには食物繊維やタンパク質が豊富に含まれている事から整腸作用に優れている食材となっています。調理方法としては有名なのはおからやお好みの野菜で煮る卯の花ですが、他にもハンバーグなどに入れてもかさ増しにもなる上に栄養価も上がるのでオススメです。
又生おからと乾燥おくらの2種類がありますが、生おからは名前の通りナマ物なので日持ちしないですが直ぐに使えると言うメリットがあります。一方乾燥おからを使う時にはおから1に対して水4の比率で戻してから使うと言う手間がかかるのですが、生おからの水分をとっているので保存期間は長くなっています。
生おからは冷凍保存も出来るので、生おからを購入して小分け冷凍後使う分だけ解凍し調理するのが私のオススメです。
いかがでしたでしょうか?
豆腐、大豆製品と言っても本当に沢山の種類があると思います。是非用途、お好みに応じて色々なレシピを作ってみて下さい。最後まで読んで頂きありがとうございました!