川辺です。「運動をしていて足をよくつる」
「朝方足がつって目が覚めることがある」
「つるのがクセになっている」
実はこの症状は身体からの黄色信号サインかも知れません!
今回は、足がつってしまう原因について解説をしていきます。
そもそも『攣る』ってどういう状態?
私たちが歩いたり運動したりするとき、足の筋肉は膨らんだり、縮まったりを繰り返していますが、なんらかの原因で、足の筋肉がスムーズに動かなくなり、痙攣(けいれん)を起こす時。
これが「足がつる」という状態です。 筋肉が縮こまったまま、膨らむ事が出来なくなり痛みを伴う場合が多いです。つりやすい場所そしてはふくらはぎ、足の裏や指、背中などが多いです。
筋肉がつってしまう原因とは?
様々な原因があり、そのメカニズムはまだよくわかっていませんが、病気などの直接的な原因がない場合多くは、
・栄養不足や水分不足
・冷え
・筋力の衰え
・腰からの神経の影響
朝方につってしまったり、つるのが習慣化している場合は、この4つ全てが該当している事が考えられますので当てはまる方は予防、改善の必要があります。
一つ目は栄養、水分の不足により起こるものです。
筋肉を動かす成分であるミネラルの不足によるもので、車でいうとガソリンがなくなってエンジンがつかない状態です。動かす燃料が不足したら動かなくなるため、固まってしまいます。不足でたりなくなるだけでなく、ミネラルと水のバランスが崩れる時同じように筋肉が攣ってしまいます。
日頃から運動不足や、筋力が低下している場合は、筋肉が使われない事が増えます。
筋肉は動く事で、ポンプのような役割をになっているため、全身に血流を送る役割があります。この機能が上手くいかなくなると全身の血流が低下するため、代謝が下がり、冷えに繋がります。するとさらに筋肉は固まり滞ってしまうため筋肉が攣りやすくなってしまいます。この悪循環になってしまうケースはとても多いです。
そして、腰からの神経の影響によるものについてですが、これは意外と知られていないと思います! 実は足が攣ってしまう原因として、神経がとても関係しています。
私たちの身体は脳から出た神経が全身に張り巡らされていますが、その神経の役割は、脳からの指令によって筋肉を動かす事です。
足への神経は腰からでて、お尻を通り、足の指先まで向かっています。腰など何かしらのトラブルを抱えている場合、この神経の動きが悪くなります。
よくあるものとしては、ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症です。
「最近よく脚が攣るな」とおもっていたら、実はそういった整形外科的な病気が隠されていたなんてこともよくある事です。
予防法としては、食事がとても大切になります。特にミネラルは先ほども述べた通りで筋肉の働きに関係します。攣る回数が多い場合はサプリ等で補給するのもひとつですね!コーヒーを一日に4杯以上飲んでいる場合、コーヒーはミネラルを尿として排泄してします作用があるため要注意です。
また、筋肉が緊張を緩和するためは、ウォーキングなどの全身運動はとてもおすすめです全身運動をすることで筋肉がポンプとして機能し、全身の血流を改善することが望めます。また最後にあげた腰痛からの可能性がある場合は、安静時にも足に痛みがみられる場合があります。そういう場合は、一度医師に相談することをおすすめします。
いかがだったでしょうか。
今回の記事では、足などの筋肉が攣ってしまう原因について整体師の目線から解説させていただきました。筋肉が攣ってしまう状況は身体が良い状態ではないサインです。早めの対応が必要です。