山内です。
どんどん気温が下がってくると、紅茶の美味しさが上がってきますね
紅茶を一番楽しめるこの時期に、紅茶を美味しく淹れるためのツールを揃えてTEAライフを充実させていきませんか???
毎年のことなのですが…夏の暑い時期には、紅茶のオーダーが低迷します。
気温⤴紅茶オーダー⤵という感じで顕著に反比例になるイメージです。
反比例になるわけですから、夏が過ぎて秋から冬になってくると…
気温⤵紅茶オーダー⤴になり、紅茶のオンシーズン到来!というわけです。
特に11月は紅茶の日(日本紅茶協会制定)もあり、紅茶に目を向けるにはぴったりのタイミングです。是非このタイミングに、紅茶を美味しく淹れるツールを揃えて一緒にTEAライフを愉しんでみませんか?
紅茶を美味しく淹れるにはさまざまな淹れ方がありますが、今回はダブルポット方式で淹れる際に必要なツールを紹介致します
TEAツール(ダブルポット方式)
1.茶葉
茶葉を選ぶ際、新鮮な茶葉を選ぶのが前提になります。できれば専門店で購入するのが一番ですが、スーパーなどで購入する場合は賞味期限を指標にしながら選ぶようにしてみて下さい。
更に、好みに応じて茶葉を選ぶのもオススメです
例えば…
【ストレート好みの方】
・大きい形状の茶葉(フルリーフ)
・国産紅茶
・単一茶園の大きい形状の茶葉(例:ダージリン1st flush SFTGFOPなど)
︎【香り高い紅茶好みの方】
・フレーバーティー(アップルティー、アールグレイなど)
出来れば大きい形状の茶葉
【お砂糖を入れるのが好みの方】
・ブレンドタイプ(アフタヌーン ティーなど)
出来れば大きい形状の茶葉
【ミルクを入れるのが好みの方】
・濃く抽出できるタイプ(アッサム、ブレックファストなど)
細かい形状の茶葉や、【どっしり、しっかり、ストロングな味わい】と書いてる茶葉、蒸らし時間が短い茶葉 もちろんかわいいパッケージの茶葉で気分を上げるのもオススメです
2.TEAキャディー(メジャー)スプーン
茶葉を量る専用のスプーン。
丸い形状のタイプが茶葉を掬いやすく、量も安定しますが…
かわいい形状のスプーンも多いので、好みで選ぶのも楽しいです
又、キャディースプーンがない場合はおうちにあるスプーンで代用することも可能です。その場合はいつも同じスプーンを使うようにし、基準がブレない様にするのがポイントです。
3.2つのTEAポット
今回はポットを2つ準備していきます。もちろん、1ポットで淹れることもできますが、ダブルポット方式の方がより丁寧に美味しく、味わいも均一に淹れることができます。
具体的には1つ目のポットでTEAを淹れ、2つ目のポットに移し替えて味を均一にし、保温していくイメージになります。
TEAポット①
1つ目のポットのオススメは…
・透明(ガラス製)
・丸みを帯びた球体の形状
・淹れる量に合ったサイズにする
美味しい紅茶を淹れるには【ゴールデンルール】というルールがあります。
そのルールで求められるのが、ポットの中で茶葉が対流させて美味しく抽出すること。その重要ポイントを成功させるために推奨される形状が、丸みを帯びた形状になります。さらに対流している状態が確認できる透明である…というのがポイントになるわけです
もしも、大きいポットに少ない量のお湯で淹れると、茶葉の対流が起こりにくくなる為、淹れる量に適したサイズを選ぶ事も重要になります(大は小を兼ねない)
TEAポット②
2つ目のポットのオススメは…
・陶器など保温性に優れた材質(鉄以外)
・好みのビジュアルのポット ・湯切れが良く、注ぎやすい
4.タイマー
茶葉の種類や大きさによって蒸らす時間が異なる為、タイマーを使うことがオススメです。もちろん砂時計でもOKです。
5.長めのスプーン
しっかりと蒸らした後、茶液をひとかきしてTEAの濃さを均一にする際に必要になります。
6.TEAストレーナー(茶漉し)
1つ目のポットで淹れたTEAを2つ目のポットに入れ替えるときに必要になります。細かい茶葉もこせるように、網目が細かいものがオススメ。
7.TEAカップ&ソーサー(C&S)
好みのC&Sで飲むのが一番おいしいと思いますが、カップの内側が少し黄みを帯びたホワイトだと水色が美しく見え、縁の形状や浅さに応じてTEAの味わいに変化が生まれます。
お好みの茶葉に応じたC&Sを選んでいくのも愉しいですね
8.番外
さらにあれば上級者なのが…
・TEAコージー(TEAコゼー)
TEAポットの保温性を高めるため、ポットにかぶせる布製のカバー
保温できてテーブルの雰囲気も演出できる優れもの。準備しておくとTEAタイムの幅が広がります。
以上が紅茶を美味しく淹れるためのツールになります。
是非、少しづつ揃えて素敵なTEAタイムをスタートしていただけますように。