O脚って治るの?

O脚

川辺です。今回はO脚(おーきゃく)について書いていきます。

O脚とは?

 O脚は、まっすぐに立った時に膝がはなれていて脚がO型に曲がっている状態で、スカートやスキニーパンツが合わせにくいなど見た目の影響のみならず、全身の不調にも影響を及ぼすためなるべく早く改善する必要があります。

 この記事では、O脚になる原因、O脚が治せるものなのか?自分で治すためのエクササイズの方法について詳しく解説します。O脚で悩んでいる人、脚の歪みが気になっている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

O脚になってしまう原因とは?

 O脚になってしまう原因は大きく分けて2つあります。

一つは筋力不足です。

 O脚になってしまう原因はズバリ『骨盤』からの影響が大きい事が多いです。骨盤の周りにはたくさんの筋肉が存在していますが、筋力不足によってこの筋肉のバランスが崩れてしまい、股関節が捻れた状態で固まることでその下にある膝に影響を及ぼします。

そして、もう一つは先天的な要因によって起こります。

 生まれつき、もしくは、その直後から股関節や膝の病気からくるO脚です。この場合、運動やエクササイズによる改善は難しいため、専門医に相談するのがおすすめです。

O脚のデメリット

O脚になることのデメリットは美容的な要素と、健康的な要素があります。

美容的な要素では、

 見た目の形状、スキニーパンツやスカートが似合わなかったり、代謝が悪くなることによって脂肪が蓄積しやすく太って見えます。0脚になることによって、姿勢にも影響があり、猫背や反り腰の要因にもなります。

健康的な要素としては、

 腰痛や肩こり、膝痛など痛みの原因になったり、全身の血流が低下することにより、むくみや疲れやすいなど様々な不調を引き起こす原因になります。

O脚は治せるのか?

 では、O脚は改善できるのか?についてですが、先ほども述べた通り先天性によるものは骨による変形のためエクササイズや整体による改善は難しいです。しかしそれ以外はほとんどの場合が筋肉のバランスや筋力不足によるものです。そのためセルフケアや整体での改善が見込めます!

チェック方法

 では、どうすれば原因が骨によるものか筋肉によるものか判別できるのか?その方法をご説明させていただきます。

 直立で立った際、O脚になると思いますが、これを脚の力だけで戻し膝をくっつけます。 これがくっつけば筋肉によるもの、それをやってもくっつかない場合は骨によるものです。簡単にできるチェック法なのでぜひやってみてください。

O脚を改善する方法

 ここまで、O脚を原因や種類、デメリットについて解説をさせていただきました。ここからはO脚を改善するために自分でできるエクササイズについてです。

 今回ご紹介するエクササイズはクラムシェルというものです。

 クラムシェルは動きとしては股関節を外側に開くことで、普段使われず固まっているお尻の奥の方の筋肉を刺激し活性化するエクササイズです。

 まずは横向きの姿勢になり、膝を曲げます。この時の股関節の曲がり具合よって筋肉への効きが変わってきますが理想は90度になるようにします。

 そしてここからがポイントですが、おへそを少し前に出します。これができずに腰が丸まった状態では効率的に鍛えることができませんので意識してみてください。

 この状態で、両足のかかとをくっつけながら、膝を開きます。膝を開いた際にお尻の真ん中あたりの筋肉に効いていればOK。

 この時よくある失敗例としましては、膝を開く際に体が動いてしまうケース!この場合はうまくお尻に効いてきません。体が動かないように気をつけてやってみてください。O脚の方は10回行っただけでもかなり効いてくる感じがあると思います。 これを継続すると股関節が整うため根本的なO脚の改善を望む事ができます。

いかがでしたか?

 今回はO脚について整体師の目線で解説をさせていただきました。 O脚はほとんどの場合が筋肉が原因で起こります。そして骨盤の状態を整えることによって綺麗に改善することができるのでまずはご自身でケアをしてみてください!

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