柴山です。今回は熱中症予防Part2です。
熱中症はいつでもどこでも誰でもが条件次第で熱中症にかかる危険性があります。しかし熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気を付けることで防ぐことができます。初夏や梅雨明け・お盆明けなど、体が熱さに慣れていないのに気温が急上昇するときは特に危険です。無理せず、徐々に体を慣らすようにしていきましょう。
熱中症に特に注意が必要な時期
- 5月の暑い日
- 梅雨の晴れ間
- 梅雨明け
- お盆明け
対策①
シーズンを通して暑さに負けない体づくりを続ける
熱中症を予防するためには、暑さに負けない体作りが大切です。気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動を行い、バランスのとれた食事と十分な睡眠をとるようにしましょう。
こまめな水分補給
喉が渇いていなくてもこまめに水分を取りましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の九州がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にも繋がります。
程よい塩分
過度に塩分を摂る必要はありませんが、毎日の食事を通して程よく塩分を摂りましょう。大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。ただし、かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、相談の上その指示に従いましょう。
睡眠環境を快適に保ちましょう
通気性や吸水性のいい寝具を使ったり、エアコンや扇風機を適度に使用し睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。
バランスのとれた食事をしよう
バランスの良い食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体を作りましょう。体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。
対策②
日々の生活の中で暑さに対する工夫をしよう
暑さは日々の生活の中の工夫や心がけでやわらげることができます。適度な空調で室内の温度を快適に保ち、衣服を工夫することで熱中症のリスクを下げることができます。また、日よけをして直射日光を避けることもおすすめです。自分のいる環境の熱中症危険度を常に気にする習慣を付けることも重要です。
気温と湿度を気にしよう
いま自分のいる環境の気温や湿度を気にしましょう。屋内の場合は、日差しを遮ったり風通しを良くすることで、気温や湿度が高くなるのを防ぎましょう。
室内を涼しくしよう
扇風機やエアコンで室内の温度を適度に下げましょう。室内での熱中症も増えているため、過度の節電や、この暑さなら大丈夫と我慢しないようにしましょう。
衣服を工夫しよう
衣服を工夫して暑さを調整しましょう。衣服は麻や綿などの通気性のいい生地を選んだり、吸水性が良く速乾性にすぐれた素材の下着を選ぶと良いでしょう。
日差しをよけよう
帽子をかぶったり、日傘をさすことで直射日光をよけましょう。また、なるべく日陰を選んで歩いたり、日陰で活動するようにしましょう。
冷却グッズを利用しよう
冷却シートやスカーフ、氷枕などの冷却グッズを利用しましょう。毎日の生活で使える物から夏の寝苦しさをやわらげるようなものまで、様々なグッズがあります。首元や脇など太い血管が体の表面近くを通っているところを冷やすと、効率よく体を冷やす事ができます。
対策③
特に注意が必要なシーンや場所で必要な暑さ対策を
炎天下の下でのスポーツや、空調設備の整っていない環境での作業時などでは、熱中症の危険からしっかりと身を守るアクションをとることが必要です。適度な水分と塩分の補給を行い、こまめに休憩をとるようにしましょう。
飲み物を持ち歩こう
出かけるときは水筒などでいつも飲み物を持ち歩き、気づいたときにすぐ水分補給できるようにしましょう。
休憩をこまめに取ろう
暑さや日差しにさらされる環境で活動をするときなどは、こまめな球形をとり、無理をしないようにしましょう。
熱中症指数を気にしよう
携帯型熱中症計やテレビ、Webなどで公開されている熱中症指数で、熱中症の危険度を気にしましょう。
Part1は、熱中症とはなにか? Part2は、予防と対策をお伝えしました。Part3は水分補給と塩分補給です。