柔道整復師(整体師)の加藤です。
体の健康を保つ方法である整体の揉み返しについて今回はお話しさせて頂きます!今まで揉み返しが合った方も整体に行った事ない方も見て頂きたいです!
もみ返しとは
まず、はじめに教えてください!
あなたは整体に行った事はありますか?
少しずつ浸透してきていますが、まだまだ受けた事がないと言う方も多い分野です。今回は「整体に行った事がある方」も「行ってみたいと思っている方」も知って頂きたい内容になっています。ぜひ、お付き合いください!
こんな経験ありませんか?
体がバキバキでマッサージに行ったらもみ返しがきた…
ゴリゴリ押されて余計に痛くなった…
いかがでしょうか?これがいわゆる「もみ返し」です。
今回のタイトルでもある「良いもみ返し」と「悪いもみ返し」のお話に入っていきます。
結論を言うと整体師の技術、説明不足です。
説明させて頂きますが、
そもそも痛みって何かご存知でしょうか?
痛みが出ている場所やその周辺には炎症が起きていて、炎症物質や老廃物質が溜まっています。体にある痛みセンサーがこの物質がある事で脳に痛み情報を送り、痛いと感じるようになっています。痛み止めの薬を飲んで痛みが無くなるのはこの痛み情報が脳に届く前に情報をストップしているからです!
「いや、でもずっと痛みが取れないんですよね…」
そんな声は私がみている方にも多くいらっしゃいます。
それは悪循環に陥っているからです。
痛みをそのままにすると
先ほどお話した痛み情報が脳に送られ続けています。何日も何ヶ月も、そして何年も。
そうすると体は痛い動きを避けようとし、その動きをしなくなります。
動かないので血の流れが悪くなり、疲労物質が溜まり、また痛いと感じる。これが悪循環です。
悪循環を改善させる1つの方法が整体!
マッサージをすると炎症を引き起こす炎症物質を筋肉の細胞から外に出し、回復スピードを高め、さらに回復する時により筋肉の繊維が強くなるという効果があります。
マッサージが強すぎたり、神経の周りをゴリゴリしてしまうと反対に炎症してしまうことがあります。簡単にいうと筋肉を痛めている合図です。この場合は押されている時に不快感が強く、体に痛みを感じます。これが「悪いもみ返し」です。
「良いもみ返し」はあえて、もみ返しが出る可能性のあるマッサージをする事です。
長い間痛み情報が脳に送られ続けている場合は本当の体の動きを忘れてしまい、筋肉が固まってしまっていることがあります。この筋肉を正しく動かす為に固まった筋肉を壊す必要があります。言い方は怖いですが、筋肉トレー二ングなどで筋肉に刺激が入って筋肉痛が起こる事に似ています。
ですからこの場合は古くなった筋肉の細胞からマッサージ効果によって炎症物質が血液中に出て全身に巡り、一定時間もみ返しのようなだるさが現れます。
もちろんだるさが出ないこともあります!
整体後おすすめの過ごし方
- 仮眠をとる。
体を休める事により回復効果が高まります。
- 水分をいつもより多めにとる。
血液中に炎症物質が流れているので尿や便として体の外へ排出します。
- 十分な栄養を摂る。
せっかく血流が良くなったのに治す為の材料(栄養)が無いと回復は遅くなります。
まとめ
・「悪いもみ返し」は整体師の技術不足、だるくなる可能性がある場合の説明不足です。
・「良いもみ返し」は体の改善させる為にあえて強い刺激を入れる事やだるくなる可能生がある事を理解していて、説明してくれる場合です。
整体を受ける際は、マッサージ中に「今何しているんですか?」と聞いてみてください。
すぐに答えられなかったら少し危険です。何も考えずに体を揉まれているという事です。
いかがだったでしょうか?
冒頭にもお話したように整体はまだまだ十分に浸透はしていません。
どこに行ったらいいかわからない。そんな時にこの記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます!