痛みを感じる仕組みから腰痛に結びつける

中村です。今回は痛みと腰痛について述べていこうと思います。
ただ少し内容が難しくなりますので、「ヘ~そうなんだ」これぐらいのスタンスで読んでいただけると嬉しいです!では早速参りましょう!

痛みを感じる仕組み

 まず痛みを感じ取る受容体(じゅようたい)というものが2種類あります。

①高閾値機械受容器、②ポリモーダル受容器です。もう難しいですね笑

簡潔に言うとこれらの条件で受容器が反応します!

 ①体に害を及ぼすような強い刺激で反応する。(叩かれるなど)

 ②43℃以上、15℃以下の温度で痛みを感じる。(氷をずっと持っているときなど)

これらの刺激があったとき、上記の受容器で反応をキャッチし、この情報は脊髄(せきずい)を通り大脳皮質側頭葉(だいのう ひしつ そくとうよう)という場所に行き着くことで「痛み」として認識されます。

 ですので、我々治療家は腰が痛いからといって筋肉ばっかり治療していてもダメということになります。この情報の伝達には神経や脳も関与しているので、いずれかに対してもアプローチが必要となってきます。(奥が深い。笑)

少しここで痛みの定義について・・・

実際の組織損傷もしくは、組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た感覚かつ情動の不快な体験

国際疼痛学会

椎間関節について

 一度は耳にした方もおられるかもしれませんが、赤丸で囲った部分が椎間関節(ついかん かんせつ)になります。

 この関節は身体を動かす役割をしている関節になります。そして大事なのが、ここにある関節包(かんせつほう)という袋状のものもが痛みを感じる受容体が沢山あるということ。つまりどういう事かというと腰の過重労働で痛めやすいという事です。

 特に負荷をかけやすい動きは腰を後ろに反らすような動きですので注意が必要です。 重たい荷物をよく持つ方は気を付けて下さい!

腰痛は2種類に分けられる

 ①特異的腰痛、②非特異的腰痛です。

そして①の腰痛に関しては命に関わる危険性があるという事です。腰が痛いという理由だけで安易に生活を送られないよう注意が必要ですので、頭の片隅に入れておいて下さい。

 ①発症年齢が20歳未満or50歳以上、安静時痛、胸部痛、発熱などです。

これらには圧迫骨折や感染症、腫瘍などが隠れている可能性があるので、上記の内容に該当した方は病院で検査される事をおすすめします。

特に問題がなければ整体や整骨院で治療をしましょう!

 ②上記の条件に該当しなかったけど、腰が痛いという方は、初めから整体や整骨院に受診されても問題はないと思いますし、我々治療家の業務範囲になります。 これらは筋・筋膜の問題がありますので運動やストレッチでの改善は可能です!

心因性腰痛

 これが腰痛の中で1番厄介なところになります。

 心と身体がリンクしているので、実際に筋肉などの損傷がなくても痛みを感じる事です。この腰痛の原因は主にストレスと言われています。

 度重なるストレスによって自律神経のバランスが崩れることによって体内の血流の流れが悪くなり、それが筋肉に影響を与え痛みとして症状が出ると言われています。そのため病院で検査をしても原因が特定できない事が多いです。

 他にも過去にギックリ腰などの強い痛みに襲われたことによる恐怖回避モデルというものがあります。

 これは痛みによる怖さで、痛みを感じないように動作を続ける事で、筋肉などの機能が低下し、かえって痛みが悪化してしまうという事です。

 みなさんも一度は腰に限らず痛みが出ないように庇いながらの動作を一度はされたことがあると思います。痛みが強いうちは仕方がないですが、治まってきたら正しい身体の使い方を覚えていきましょう。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?今回は少し内容が難しかったかもしれません。

ですが、腰痛を考える上で大事なところになってきます。

ぜひ、覚えていただきたい事が3つあります!

 ①命に関わる腰痛があること

 ②ストレスを溜めすぎると心因性腰痛の発症リスクが上がる

 ③痛みが落ち着いたら身体の正しい使い方をする

上記3つになります!

デスクワークなどで腰痛は誰にでも発症するリスクはあります。

なぜ痛みが出てしまったのか?

 ここを理解できると治るスピードや身体の使い方が変わってくるので、近くの信頼できる先生に相談されてみて下さい!