中村です。今回はぎっくり腰Part2です。
前回の振り返り
ギックリ腰という病名は無い。親しみやすい俗称である。
はっきりとした原因は分かっていませんが、身体の機能低下やストレスなどの関与が強い。
きちんと治療しないと癖づく。
そして今回の内容でフォーカスを当てたいのがなった時の対処・今後の過ごし方
ギックリ腰を経験すると、その後の1年間で約25%の患者様が再発すると言われています。 あのような辛い症状に再び悩まされないように今ここで正しい対処の仕方を覚えましょう!
ギックリ腰になってしまったら?
発症直後の場合
「痛ッ!!!!」
もしこのような場面が来てしまったら、まずは落ち着いて深呼吸をして下さい!
症状の強いギックリ腰の場合、今まで経験のしたことのない強い痛みに襲われます。
あまりにも強い痛みにパニックになり呼吸が浅くなってしまいます。
ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。こうする事で痛みが徐々に緩和されていきます。
痛みが少し落ち着いてきたら、腰に気を使いながら負担のかからない姿勢を取りましょう!その姿勢とは、、、「横向きに寝て、軽く膝を曲げる」 ※この姿勢が絶対では無いのでまずは落ち着いて自分が今とれる楽な姿勢をとってください!
このタイミングでやっても良いこと・ダメなこと
- ○冷やしてあげる(長時間は禁止・氷を直接当てない)
- ○コルセットを巻く
- ○安全第一
- △整形外科や接骨院に行く(安静第一なので身体と相談してください)
- ×痛みの出る姿勢を取る
- ×温める
- ×ぐりぐりマッサージをする
症状が落ち着いてきたとき
動けるようになったけど痛むこの期間。
まだ痛いから安静にしとかなきゃ。ではありません!!
ある程度動ける段階にきたらなるべく日常通りに動いたほうが早く治るというデータがあります。もちろん痛みが強く出る姿勢・動作は無理にしなくてもいいですが、コルセットもこの時に外しつつ様子を見る段階だと言えます。
そしてこのタイミングで身体のプロフェッショナルに頼る時です!接骨院や整体に行きましょう!このタイミングでやって良い事・ダメなこと
- ○無理せず日常生活を送る
- ○病院や接骨院に行く
- ×コルセットに頼る
- ×急ぐような動作をする
ならない為の動作・気をつけたいこと
- 1度なってしまった姿勢や動作を極力控える。またはゆっくり気をつけながら動き出す。
- 床にある物や重たい荷物は持ち上げる時は膝を曲げ腰を落とす姿勢で持ち上げる。
- ストレッチでお尻や股関節を柔らかくしておく
- 座りっぱなしなどに気をつける
まとめ
1年間で25%の患者様は再発している。再発しないために、、、
発症してしまったらまずは焦らない・大きく深呼吸をする。
痛みが落ち着いたら自分が取れる楽な姿勢になり安静第一になる。
痛みが落ち着き、ある程度動けるようになったら出来るだけ日常通りに過ごす。
そして接骨院や整体に行き身体を治療する。こうする事で治りが早くなる。
またすぐに再発しない為に身体に負担のかからない姿勢・動作をする
痛みが治ったのにまた再発してしまえば元も子もありません。
その繰り返しが癖づく第1歩だと言えます。
いかがでしたか?
今回はギックリ腰になってしまった時の対処・過ごし方についてお伝えしました。
今回得た情報を忘れず、「自分が」「身近な人が」なってしまった時に焦らず活用していただければ嬉しく思います。