子供の習い事にはどんな種類のダンスがおすすめ?

ダンス

木下です。ダンスにはヒップホップやジャズダンス、バレエなどさまざまなジャンルがあります。それぞれ踊り方や曲調が大きく異なるため、子供の性格に合ったジャンルを選ぶことが長続きさせるコツです。同じ趣味を持つ大人同士のように、同じジャンルを習う子供であれば似た性格の子も多く、友達をつくりやすくなります。
そこで今回は、ダンスのジャンル別特徴から向いている子供の性格をお伝えしていきます。

ヒップホップ

ヒップホップ

 今特に人気があるジャンルはヒップホップです。

 ルーズな服装でかっこよく踊る姿から憧れを抱く子も多いでしょう。高いリズム感が育ち、体を器用に動かすことから見た目のインパクトも大きいジャンルです。

 男女問わず習いやすいので、兄弟姉妹で通える利点もあります。また、レッスン費用は1回1,500円ほどで発表会やイベントの費用も比較的安い傾向にあり、習いやすいジャンルです。

 向いている子供の性格は、かっこよく踊りたい子、ルーズな服装が好きな子、アップテンポの曲が好きな子などです。

クラシックバレエ

クラシックバレエ

 エレガントでしなやかな身のこなしが印象的なクラシックバレエは、ダンスの中でも歴史があるジャンルです。動きも細かく決められているので、一つ一つポジションを確認しながら丁寧にレッスンを進めていきます。楽曲はクラシック調の曲が多く、白鳥の湖など物語を踊りで表現します。チュチュやトウシューズなど、女の子が憧れるアイテムが多いのも特徴です。

 費用面では最も高く、発表会は少なくとも10万円はかかるでしょう。経済的余裕も必要となるジャンルです。

 子供の性格は、丁寧にコツコツできる子、お姫様に憧れている子、体の柔軟性を身につけたい子などに向いています。

ジャズダンス

ジャズダンス

 ミュージカルやテーマパーク、バックダンサーなど、将来ダンスを仕事にできる可能性が高いのはジャズダンスです。バレエやヒップホップなど別ジャンルも取り入れられているので、なんでも器用にこなせるようになります。バラードからアップテンポまで、さまざまな曲に対応できる表現力も身に付きます。費用は月謝で5,000円程度、発表会も3万円ほどと良心的です。

 向いている子供の性格は、なんでも興味を持つ子、ミュージカルやテーマパークが好きな子、好きなアーティストのダンスを踊りたい子などです。

チアダンス

チアダンス

 スポーツチームを応援するために生まれたチアダンスは、その名の通り元気を与えるパワフルなダンスです。リフトなどの技も見所で、高いチームワークが育ちます。瞬発力や体力が鍛えられるジャンルです。踊りながら常に笑顔を絶やさず、元気な声を出す練習もしていきます。

 費用面ではウェアやポンポンなど初期に購入するもので1万円ほど、月謝は5,000円前後とリーズナブルです。

 向いている子供の性格は、活発で明るく元気な子、スポーツが好きな子、ミニスカートやかわいいウエアが好きな子などです。

日本舞踊

日本舞踊

 おしとやかな印象の日本舞踊は、京都の舞妓さんに見られるように、静かで洗練されたジャンルです。礼儀作法から日本の文化まで学べるので、大人への準備にもぴったり。着物を着ることで姿勢が良くなり、指先まで神経が行き届いて所作も美しくなります。

 他のジャンルと比べてレッスンは1人や2人など少人数となることが多いでしょう。

 費用面では月謝が5,000円〜1万円以上と大人になるにつれて高くなる傾向にあります。

 向いている子供の性格は、マイペースな子、着物に憧れがある子、日本の文化が好きな子などです。

子供に合ったジャンルを選んでダンスを始めよう

 ダンスのジャンル別特徴から向いている子供の性格までお伝えしてきました。

 ダンスと一口にいってもジャンルによって歴史的背景や特徴もさまざまです。子供が楽しくダンスを続けられるように、しっかりコミュニケーションをとり、子供の性格に合ったジャンルを選んであげてください。

執筆者Instagram:https://www.instagram.com/dancer.natsu/