木下です。ダンスが今、子供の習い事として人気を集めています。
YouTubeやTikTok、Instagramが普及したことでダンスは10代の若者に爆発的に広がりました。中学の授業で必修となっていることもあり、ダンスを習い始める子供が増えています。
しかし一昔前までは馴染みのなかったジャンルのため、ダンスといっても子供にどんなメリットがあるかわからないですよね?
ここでは、ダンスが子供に与えるメリットについて、身体面と精神面に分けて詳しくご紹介していきます。成長期の子供にはおすすめの習い事ですので、ぜひ最後までご覧ください。
ダンスが子供に与える身体的メリット
ダンスは全身をバランスよく動かす身体表現です。レッスンはストレッチから筋トレ、コアトレーニングなどあらゆる角度から身体レベル向上にアプローチしていきます。成長期にダンスレッスンを繰り返すことで、驚くほどの身体的メリットが得られるのです。ここでは3つ厳選してお伝えします。
リズム感がよくなる
ダンスで最もよく知られる身体的メリットはリズム感です。リズム感があれば、歌がうまくなるのはもちろん、複数人での会話も得意になります。タイミングを測る必要がある球技もリズム感がある方が有利です。
柔軟性が上がる
肩や股関節などの可動域を広げ、柔らかい筋肉をつくるには、成長期の継続的なストレッチが重要です。ダンスレッスンでは股関節や脚の裏側(ハムストリングス)など普段使わない筋肉もストレッチしていきます。幼少期から10代のうちに始めれば、大人になるまでに自然と柔軟性を身に付けることができます。
他のスポーツが上手くなる
ダンスは全身運動に加え、体の一部分だけ動かすコントロール能力も鍛えることができます。その時々で必要な部位を意識して動かせるので、他のスポーツも器用にこなせるようになります。
ダンスが子供に与える精神的メリット
ダンスは身体的メリットがよく知られていますが、実は精神的メリットの方が大きいともいえます。ここでは代表的なメリットを3つご紹介します。
自信がつく・性格が明るくなる
ダンスは人前で踊るという非日常空間にチャレンジしていきます。恥ずかしがり屋の子も緊張を乗り越えてステージに立つことで自信をつけ、性格も明るくなるようです。できなかったことができるようになれば自己肯定感も高まっていきます。
しかしダンスには注意すべき点もあります。それは容姿を人と比べてしまうことです。痩せていて手足が長い人がいいという概念があり「みんなは痩せていて綺麗だけど私は太っているからダメだ」などと成長期の体に自信をなくしてしまうことも。講師や保護者の声がけが重要となります。
協調性・社会性が身に付く
ダンスは個人ではなく団体レッスンがほとんどです。日々一緒にレッスンを受け、振りを揃えようと努力する中で自然と協調性が身に付いていきます。
発表会やイベントでは舞台監督、照明・音響、スタッフなど、たくさんの大人と接する機会もありますので、挨拶や礼儀作法、感謝の気持ちなど社会性も養われます。
ストレスを発散できる
今は子供でも自分のスマホを持つのが当たり前となりました。しかし1日に何時間もスマホの画面を見続けることで、知らないうちにストレスを溜める結果になっています。ダンスは音楽に合わせて思いっきり体を動かせるので、ストレス発散に最適です。音楽も精神を安定させる効果があります。
ダンスは成長期の習い事におすすめ
ダンスの身体的メリットと精神的メリットについてお伝えしてきました。
ダンスは心身をバランスよく高められる習い事です。成長期から始めることでたくさんのメリットを得ることができます。
ぜひ大切なお子さんの習い事にダンスを取り入れてください。
執筆者Instagram:https://www.instagram.com/dancer.natsu/