中村です。今回は特に女性の皆様に読んでいただきたい内容になっております!
季節の変わり目や寒暖差が激しい日・よく歩いた時に今回の内容が活きることを心より願っております!
またふくらはぎは「第二の心臓」とも言われているので健康的な身体を手にいれるチャンスです!
足の大事な役割
私たちの体内では、心臓から送り出された血液が動脈を通って全身の細胞に酸素や栄養を届け、細胞から二酸化炭素や老廃物を回収し、静脈を通って心臓に戻ります。
動脈は、心臓の力強いポンプ作用によって血液を全身すみずみまで流すことができますが、静脈は心臓の力を利用できません。特に、体の一番下にある足に流れこんだ血液を心臓に戻すのは、重力に逆らって血液を汲み上げなければならないから大変です。
この時にポンプの役割を果たしているのが、ふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉が収縮や伸長することによって、筋肉内の静脈が圧迫され、血液が下から上へと汲み上げられていくのです。
そのため「ふくらはぎは第二の心臓」と言われ、全身の血行を促進するうえでとても重要な役割を担っています。
では、ふくらはぎの筋ポンプ機能がうまく働かなくなると、どうなるでしょうか?
重力に引かれて血液が足にどんどん溜まり、やがて、血液の水分が血管の外に漏れ出します。
そして漏れた水分が皮下に溜まると足がむくみ、重だるさや痛みを感じるようになります。
さらに進むと、血液の逆流を防いでいる「静脈弁」が圧に耐えきれなくて壊れてしまい、血液が逆流する「下肢静脈瘤」を発症。足の痛みをはじめ、ひどくなると歩行困難になることもあります。
このような足の血行不良から起きる症状は、年齢では50代以降、性別では女性に多く見られます。中高年以降に増えるのは、加齢による筋肉の衰えに加え、年を重ねるほど重力の影響を長く受けて血管も傷み、筋ポンプ機能が低下するからです。また、女性に多いのは、妊娠時に胎児でお腹の静脈が圧迫され、足の血流が滞るためです。
むくみやだるい感覚になる原因
立ち仕事で足がむくみやだるさが出る場合はふくらはぎの筋肉を長時間動かしていない事が、よく原因で挙げられます。上述でありましたように筋肉を動かさない場合、足の血行不良が生じ、老廃物の蓄積も生じてきます。よく歩く立ち仕事だとあまりないですが、料理人や美容師などのその場であまり動かさない職業の方に多く見られるのがこのパターンです。
運動後やよく歩く方に見られる足の重だるさについては、筋肉疲労によるものが挙げられます。
オーバーワークによって疲労物質の乳酸が筋肉に溜まり、足がだるくなります。
また乳酸が溜まると筋肉の動きが鈍くなり、筋ポンプの機能が低下し血行不良となり、老廃物質が排出されにくくなることも疲労を招きます。
デスクワークが続くとむくみに繋がるケースはこれもふくらはぎを長時間動かさない為に起こる現象です。近年ではコロナによる在宅勤務で1日中座りっぱなしの方が非常に多く、またこのようなお悩みがとても増えました。
定期的に外へ出て10分でもいいので散歩に行くことをおすすめします!
自身でできる対策
まず最初に挙げられるものは最低でも1日8000歩ぐらいを目安で歩き、ふくらはぎの血行を良くしましょう!いつもより大きい歩幅で歩くことによりふくらはぎの筋肉がしっかり使われるのでいい刺激が入り、筋ポンプ能力が向上します!
もうひとつが立ちっぱなし・座りっぱなしを避ける。
最低でも90分に一度は立ち上がって運動を入れたり、5分ほど散歩に行くことをおすすめしています。
とにかくふくらはぎの血液は重力に逆らって心臓に戻っているのでとにかく足を動かしましょう!おすすめの運動はその場で背伸びをするような運動を20回ほど繰り返し行うことです!
あとはお風呂に浸かっているときにご自身でふくらはぎのマッサージを取り入れるのもいいです!
ポイントは足首から膝裏に向かって下から上です。そうすることで心臓へ血液が戻りやすくなります!
むくみって実は怖い
腎臓の病気があったりするとそのむくみは放っておくと命と関わりのある場合があります。
その為に自信を守るために知識はあって損はしないのでお伝えします。
1・体重が急に増えた
2・むくみが何日も続く
3・まぶたのむくみが取れない
4・尿の出が悪くなった
上記4点が注意が必要な項目と言われています。
もし1つでも当てはまったらすぐさま医療機関へ受診することを勧めています。
まとめ
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれている。
特にむくみには切り離せない関係でふくらはぎの筋肉をしっかりと動かすことで健康的な身体を手に入れられます!温めるもよし・ランニングをするのもよし!
何歳になっても自分の足で好きなところへ行けるように今から健康的な足を手に入れよう!